説明
主な特徴
HI 839800N試験管(バイアル)ヒーターは頑丈な素材でできており、最大25本の試験管を同時に加熱できます。ヒーターには3つの温度プログラムがあり、加えてカスタム設定も可能です。
内蔵のプログラムは、以下の分析に対応しています
・高速モード15分:170 °C (すべてのCODメソッド)
・標準モード120分:150 °C (すべてのCODメソッド、全鉄、酸性加水分解性リン、全リンメソッド)
・低速モード:105 °C (クロムおよび全窒素メソッド)
| モード | 温度℃ | 時間min | 全CODメソッド | 全鉄 | 酸性加水分解性リン | 全リンメソッド | クロム | 全窒素メソッド | 
| 高速 | 170 | 15 | ● | |||||
| 標準 | 150 | 120 | ● | ● | ● | ● | ||
| 低速 | 105 | 30 | ● | ● | 
注意点
・作業を安全に進めるべく、バイアル消化手順中に付属の安全シールドを使用することを強く推奨します。
ヒーターの温度が表示されます
・カウントダウンタイマー内蔵
・時間指定が必要な測定のために、最大180分のタイマーが付属しています。時間の終了は音響信号(5回の短い電子音)で通知され、「DONE」メッセージが表示されます。加熱が停止し、ブロックが冷却し始めます。

ステータスインジケーターライト
・POWER(オン)
・HOT(表面)
・HEATING(加熱中)
過熱防止
・リアクター内の温度ヒューズが発熱体をオフにして過熱を防止します。
基準温度測定孔
・小さな温度ウェルには温度センサーを入れることができ、加熱ブロックを確認するのに便利です。
警告とエラーメッセージ
・高温または低温、高温表面、加熱システムの誤動作など、誤った状態が表示されたり、値が想定範囲外の場合に警告メッセージが表示されます。
【仕様】
| 品番 | HI 839800N | 
| 設定温度 | 30℃~170℃ | 
| 温度安定性 | ±0.5℃ | 
| 精度 | ±2℃ | 
| 容量 | バイアル25本(直径16㎜×長さ100㎜) | 
| ウォームアップ | 10~15分(設定温度による) | 
| 操作モード | 時間指定有り(0~180分) | 
| 使用環境 | 5~50℃ | 
| 電源 | ACアダプター | 
| サイズ、重さ | 幅190×奥行300×高さ95㎜ 4.8㎏ | 
【セット内容】
ACアダプター、HI 740217 安全シールド、日本語取扱説明書他





