説明
【ココがポイント1:海水の水質管理に適した1台】
マリンマスターは海水のアンモニア、亜硝酸態窒素、硝酸塩(高濃度・低濃度)、pH、アルカリ度(dKH・ppm)、カルシウム、マグネシウム、リン酸塩の測定に対応しています。測定項目ごとに専用の試薬を使用し吸光度から濃度を表示します。水産養殖、アクアリウムの水質管理に大いに役立つ1台、それがマリンマスターです。
精度の高さやデータ保存機能はもちろん、使い勝手の面でも
●ガラスセルの口径が広い
チェッカーは18mmですが、本器は24mmのガラスセルを採用しており、試薬の入れやすく扱いやすいです。
●ゼロ設定を記録して連続測定も可能
本器では一度に複数項目の測定は行えないですが、pH・アルカリ度・硝酸塩(高濃度域)・亜硝酸態窒素・リン酸塩に
関してはゼロ設定用のガラスセルを共有できるため連続的な測定が可能です。
ココがポイント2:便利なBluetooth®機能
Bluetooth接続で無料の専用アプリ(Hanna Lab)を利用すれば、お手元のスマートフォンやタブレットの操作で簡単にデータ送信が行えます。(メール送信はCSVまたはPDF形式から選択可能)
また、メモの追加機能やメソッドグループの作成可能です。
【ココがポイント3:使いやすさ】
測定値は自動で200データまで保存可能。また、保存データにロケーションを割り当てることができるため、養殖池(いけす)、水槽の場所ごとの数値管理に役立ちます。
本体ケースはIP67の防水機能で、ガラスセルの挿入部もプラスチックホルダーを採用。防水性があります。
バックライト機能もあり、暗い場所でも見やすく操作できます。
【ココがポイント4:ハンナ独自の検証機能】
ハンナ独自の波長検証用バリデーター(別売り:HI 97105-11)を使うことで、基準値内にあるかの検証がお客様ご自身でいつでも行えます。測定器の信頼性を確認できる便利で安心の機能です。
波長検証用バリデーターにはゼロ、525nm、610nmの3種類の検証液が含まれています。
本体の数値のズレを補正する「校正機能」はありません。
仕様
品番 | HI 97115C | ||
発光源 | LED | ||
帯域フィルター | フィルター:525nmおよび610nm 帯域幅:8 nm 波長精度:±1.0 nm | ||
受光部 | シリコンフォトセル | ||
ガラスセル | 円柱状 直径:24.6mm(内径:22mm) | ||
データ保存 | 自動で200データまで | ||
液晶画面 | 128×64ピクセルB/W液晶 バックライト付 | ||
使用外部環境 | 0~50℃(相対湿度100%以下 結露のないこと) | ||
防水 | 本体ケースはIP67 ※浸漬や水没には対応していません | ||
電源 | 1.5V単三アルカリ電池 3個(バックライト未使用で約800回の測定が可能) | ||
自動電源オフ | 15分間の未使用後 | ||
サイズ、重さ | 長さ142.5×幅102.5×厚さ50.5mm 380g |
【セット内容】
本体、測定用ガラスセル2本、ガラスセル用キャップ2個、セル面清浄用布1枚、1.5V単三アルカリ電池3個、日本語取扱説明書、海水用アンモニア試薬25回分、海水用pH測定試薬100回分、海水用アルカリ度測定試薬25回分、海水用カルシウム測定試薬25回分、海水用マグネシウム測定試薬25回分、海水用硝酸塩HR測定試薬25回分、海水用リン酸塩ULR試薬25回分、海水用亜硝酸態窒素ULR測定試薬25回分、1mLシリンジ(チップ付×3個)、ミニピペット(チップ付×1個)、3mLパスツールピペット(2個)、5mLシリンジ(チップ付×2個)、セル面清浄用布(1枚)、試薬開封用はさみ(1個)、ハードキャリングケース
※本器には海水用硝酸塩(LR=低濃度)の試薬は付属しておりません。必要な場合には、以下①②を別途ご購入ください。
①硝酸塩(LR)試薬:HI 781-25
②海水用硝酸塩(LR)測定キット:HI 740273
※上記の試薬には毒物劇物に該当するものがあります。取り扱いには十分ご注意し適切な廃棄処理を行ってください。
試薬のSDSはこちらよりご覧いただけます。